沖縄カルチャーを体現するお土産Tシャツ専門店を、一気通貫でプロデュース
2026年3月、沖縄・那覇の国際通りエリアの路地裏にオープンした、お土産Tシャツ専門店「南洋幻想(なんようげんそう)」。静岡のTシャツ縫製工場が自社ブランドで小売に挑む事業として、物件のリサーチから店舗ブランドのプロデュース、商品開発、オープン後のブランディングやプロモーションといった現場運用まで、一貫して担当した。

定番のお土産と「憧れのリゾート」の間に、空いていた場所
依頼は「まだ掘られていない、新しい角度の沖縄のカルチャーを掘り起こしてほしい」。沖縄のTシャツ市場は、問屋仕入れの定番品やIPもの、アメリカンなグラフィックが中心で、一方に観光キャンペーンがつくってきた「憧れのリゾート」像がある。その両方の間に、地元の人が普段から愛しているものを表現する場所が空いていた。約6カ月沖縄に滞在して取材し、地元の視点と外から来た視点、その中間の感覚を持ち込んだ。


店舗コンセプト設計/オリジナルTシャツ・雑貨の商品開発/製造・卸/店舗デザイン/オープン後の現場運用/映像・SNS発信/ブランディング/店舗プロモーション
主力は「オブジェクトTシャツ」。サーターアンダギー、タコス、タコライス、レモンケーキ、サトウキビ、ジーマーミー豆腐、アダンなど沖縄のモチーフの名称をロゴにし、「おばあが作るサーターアンダギーが一番おいしい」といった現地の声を短い英文で添えた。旅先で買ったのに帰ってからは着にくい、という状況を避け、日常でも着られるデザインにしている。

地元のリピーターから、観光客へ
まず地元のリピーターがつき、その口コミから観光客の来店が広がった。10代から50代まで年齢層は幅広く、毎年沖縄を訪れる層のリピートもある。沖縄テレビをはじめとする地元メディア・企業とのコラボレーションや、商品コラボレーションも実現した。
Client南洋幻想
Role企画/商品開発/製造・卸/店舗デザイン/現場運用/映像・SNS
Year2026
